当社は１９２３年に創業し、大正、昭和、平成、令和と４つの元号を生き抜く中で、世界恐慌をはじめとするいくつかの経済危機や戦争、コロナショックと様々な経験をしてまいりました。この様な歴史の中で、お客様に必要とされ、地域に必要とされ続けてきたからこそ現在の長野板販があります。

近年では２０５０年に向けてカーボンニュートラルが叫ばれており、私たちがメインで販売する、窓、ガラス、看板資材についても、求められる機能や性能が変わってきています。このような変化に対応すべく、お客様やエンドユーザー様の求めている商品はどんな商品なのか。をしっかりと認識し、適切な商品の提案に努めていく必要があります。また、私たちが販売する商品について、その商品は環境に配慮されて作られているのか。といった視点からも確認し、確かな商品をお客様に届けることが求められています。

確かな商品をお客様やエンドユーザー様に届けることで、建設文化の向上につなげ、社会に貢献することが当社の使命であり存在意義です。この使命や存在意義を追求していくことが、地域に必要とされ、地域社会に貢献していくことだと信じています。

また、提案する商品の変化とともに、当社に関わる人の価値観も多様化が進んでおります。価値観が多様化する現在、まずは、仕事中だけでも価値観を共有して仕事に取り組んでほしい。と考え、幹部社員を中心に長野板販の価値観（仕事中の考え方）を作り、掲げさせていただきました。今後は、この価値観を浸透させていくことで、中小企業の強みを最大限に活かし、全社員一体感を持って社業に取り組んでいきたいと考えています。

創業１５０年。会社設立１００年に向けて、多くの困難や経済環境の変化があると思いますが、当社の使命や存在意義、長野板販の価値観を大切に育み、激動の時代を生き抜いていきます。さらに、私自身が成長を続けていくことが、社業の発展、社員の成長につながると信じて、より良い経営者になるべく日々取り組んでまいります。
これからも長野板販をどうぞよろしくお願いいたします。

代表取締役社長